JR北海道が安易な事態になってる件

ここ最近北海道にめでたい話が無いような

気がするんですよね。それこそ日本シリーズで西川が放った満塁サヨナラホームランみたいなものがないと本格的に死ぬような気がします。

HBC NEWS

これが該当のHBCさんの記事なんですけど流し読みすると国の支援が終わる2020年にはJR北海道の全路線が運行できなくなるらしい。

 

話はめっちゃ変わるが地元を走る臨港バスは去年30年ぶりくらいにストライキを決行し、丸一日バスが来ないなんてことがありました。


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うおおおバスが1台もいねぇぇぇぇえ!!!

 

ってなります。

そんでもってめっちゃ困ります(家まで歩いた

 

このような事態が遠からず未来北海道全域に起こると言われてるのだ。

 

 

ここで話を戻すと、バスなり鉄道が消えても困らない地域では商売として路線経営は成り立ちません。本当に困る地域ならたった一日止まっただけで大ニュースでタクシー乗り場やバスに大行列なんてことになります。もちろん美深とか渡島鶴岡のトロッコやりくべつ鉄道のような専らボランティア兼観光向けの鉄道はもろちん別ですよ。

 

ぶっちゃけると電車が止まっても代行バス1本で済むような地域では鉄道はもう用済みって話です。

 

そんな瀕死の路線(商売として終わってるなんて言うなよ?)を救うために観光に力を入れる路線も近年出てきました。最近だとJR九州のD&S列車のようなデザインが特徴的な列車やいすみ鉄道炎上マーケティング社長ご自慢のレストランキハなどなど。三江線オータムフェストと称してビール配って酒盛りなんてのも事業者の許可があれば観光列車の1つなのかもしれません。


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御一夜鉄道のハチロク(大嘘)。声が綾地寧々ちゃんと同じ桐谷華さんだからサノバ感がすごい

 

 

こう色々な地域で観光列車流行ってるんだから北海道もやれーなんて話は散々聞きますしJR九州の成功を見て幻想を抱いてる人も多いと思うんですが、北海道も観光列車走らせてますよ?そんでもって釧網線富良野線は大赤字なんです

 

 

それでも赤字路線に巨額の資金を投じて観光列車を走らせるメリットはあるのでしょうか?

なんだかんだでJRタワーやバスの副業で利益を生んでるのにヒットするか分からない観光列車に資金を割く余裕は無いと思うのです。それこそ無責任な立場だからこそ言えるのがJR北海道はローカル線や観光に力を入れろ」なんです。本当に観光に使えるならもうノロッコ号走ってるって

 

それなら少し努力すれば黒字になれそうな札幌圏や特急、好調な新幹線に投資する方がマシです。そこらの瀕死ローカル線に金出すより北広島に日ハム球場作ってもらって観客に乗って貰った方が有意義なんです。空港からリムジンバス乗って札ドまで来ていた遠征組とか地下鉄沿線のハムファンがJRに乗ってくれるだけで増収になる訳。

 

それこそJR北海道が打ち出してる「選択と集中」は北海道から鉄道を守るための最終宣告みたいな物です。上下分離や廃線、鉄道の利用促進、最終的には人口流出や高齢化といった社会問題の解決が道や自治体に求められてるのではないでしょうか?

 

長々と描いてしまいましたがここまで読んでくれた方ありがとうございます。今度は面白いことでも書きたいと思ってます